2011年6月5日日曜日

6月に入りました

 東日本大震災から2ヶ月以上が過ぎて、もう6月に入りました。4月、5月は被災地への救援に思いと時間を使いながら過ごした感じです。これまでに5回ほど宮城、岩手の被災した地域に出かけました。行くたびに思わせられることは、今回の大震災の被害の大きさで圧倒されることです。このような中で、地域の教会の方々が懸命に救援活動を続けておられ事に感動します。
 今回被災した太平洋沿岸地域は教会が大変少ない地域でした。また、そこにある数少ない教会も、規模の小さい教会がほとんどです。そのような中で地域の支援活動に労しておられることはすばらしいことだと思いました。また、全国各地の教会から、また世界中の教会から支援の手がさしのべられています。その勢いは圧倒的で、時として地域の教会には、支援の津波に押し流されると感じさせてしまうこともあるようです。
 現地で、支援活動のコーディネーターをしてくださっている先生は、現地の人々の思いと関係なく推し進めたれる自己満足的な支援もみうけられるので、謹んでほしいと訴えておられました。
 私は、このときになんとか今回被災した地域に、新しい教会(イエス様の愛に結ばれた共同体)が多く生み出されるようにと祈っています。